観光庁は、4月1日から違法民泊業者摘発のため、住宅宿泊仲介業者等と連携して、許可済み民泊事業者および特区民泊事業者リストを基にし、悪質ななりすまし違法民泊業者の取り締まりを強化する。仲介業者が民泊事業者の商号や名称、氏名、届け出住宅の所在地を確認し、違法業者をWEBサイトに掲載しないようにする。
省令の一部改正が必要なため、現在、パブリックコメントを募集している。省令公布は3月中旬になり、施行は4月1日。
民泊WEBサイト運営業者である住宅宿泊仲介業者等55社(2018年9月末現在)の民泊取り扱い物件は4万1604件で、2018年6月と比較し1万6666件増加している。
そのうち、82%の3万4394件については適法民泊だが、5%にあたる2232件は違法民泊。残り13%は確認できない、または確認中。確認できないものには、事業者の氏名や商号、住所、施設名称、届け出番号が違っているものがあり、なりすまし民泊事業者の可能性が高いものも含まれる。
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