ジブンハウス(東京都港区)は2月1日、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」に積極的に取り組むことを宣言した。「HOME TECH(ホームテック)企業」として、規格住宅の普及を通じて持続可能な家づくり、都市づくりへの貢献を目指すという。
同社は2016年の創業以来、資材調達・営業のコストを抑えながら高いデザイン性を実現する規格住宅を提供している。顧客と工務店の負担を軽減し、適正価格での販売を可能とすることで、すべての人が住みたい家で暮らすことができる都市づくりに貢献していくという。
同社が提供するスマートフォンで簡単にできる見積もりシミュレーションやVR(バーチャルリアリティー)による内覧、日本ユニシス(東京都江東区)と共同開発したバーチャル住宅展示場「MY HOME MARKET」などの取り組みは、複数の住宅の比較検討や手続きのための時間確保が難しい顧客や、人手不足が深刻な住宅業界の持続可能性の問題の解決策になるとしている。
今後は、同社規格住宅をより多くの人に提供できるよう、2020年までにネットワーク加盟店を現在の100店舗から200店舗まで増やすほか、「MY HOME MARKET」のプラットフォーム化を図る。
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