積水ハウス(大阪市)は、同社オーナーから太陽光発電の余剰電力を買い取り、グループの事業用電力として利用する「積水ハウスオーナーでんき」を始める。3月1日から事前申し込みを受け付け、11月から事業を開始する。
開始当初の電力買い取り単価は11円/kWhとし、買い取った電力は事業で使用するエネルギーを100%再生可能エネルギーで賄う取り組み「RE100」達成のため、同社グループで有効活用する。
同社は、戸建て住宅や賃貸住宅などに累計で700MW以上の太陽光発電システムを設置。年間発電量は約700GWhという。これらの約2~3割の卒FIT(買い取り期間満了)電力を買い取ることで年間約120GWhの同社グループの事業用電力を賄うことができ、「RE100」の達成が可能と試算している。
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