国土交通省が1月31日発表した2018年12月の新設住宅着工戸数は、前年同月比2.1%増の7万8364戸だった。貸家は減少したが、持家と分譲住宅が増加したため全体で増加となった。季節調整済み年率換算値は、96.1万戸で前月比0.6%増となり3カ月連続の増加となった。
利用関係別の実数は、持家が2万4415戸で前年同月比4.8%の増加となった。3カ月連続の増加。貸家は3万788戸、前年同月比7.9%減となり、4カ月連続の減少。分譲住宅は2万2756戸、同16.5%増で5カ月連続の増加となった。マンションは9546戸で5月連続の増加、一戸建住宅は1万3006戸で先月の減少から再びの増加となった。一戸建住宅は、1998年10月(1万3796戸)以来の高水準で推移した。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。