三菱電機(東京都千代田区)は1月30日、同社の研究機関である情報技術総合研究所(神奈川県鎌倉市)内に、ZEB関連技術の実証棟を建設すると発表した。世界的な目標である「持続可能な開発目標(SDGs)」達成に貢献する活動の一環として実施するもの。2020年6月稼働開始を予定する。
同実証棟は、建築面積が約2000m2、延床面積が約6000m2。構造は鉄骨造地上4階建。投資金額は約36億円(実証実験関連機器投資約 16億円を含む)。
同社は同実証棟の建設により、ZEB関連技術の開発を加速させ、順次事業に適用していくことで、省エネと快適な居住空間の実現に貢献する。また、働く環境の効率化なども含めてビルを高度化する同社の「ZEB+(ゼブプラス)」の考えに基づき、技術開発を推進する。
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