一般社団法人住宅生産団体連合会(住団連、東京都千代田区)はこのほど、低層住宅に関する2019年1月度「経営者の住宅景況感調査」の結果を公表した。2018年度第3四半期(2018年10~12月)の景況判断指数は、対前年同期比で総受注戸数がプラス19ポイント、総受注金額がプラス33ポイントとなり、金額は5四半期連続のプラスを継続した。各社コメントにマイナス要素はなく、戸建ての持ち直しにより回復傾向にあるものの、「10%程度・以上悪くなった」と2社が回答するなど温度差がみられた。2018年度第4四半期(2019年1~3月)見通しの景況判断指数は、総受注戸数が+46ポイント、総受注金額が+54ポイントとなっている。
戸建て注文住宅の2018年10~12月実績の景況判断指数は、対前年同期比で受注戸数プラス20ポイント、受注金額プラス32ポイントとなり、戸数・金額ともに5四半期連続プラスとなった。2019年1~3月の見通しは、受注戸数+47ポイント、受注金額+46ポイントとなっている。
戸建て分譲住宅の2018年10~12月実績の景況判断指数は、対前年同期比で受注戸数プラス13ポイント、受注金額は増減なし。2019年1~3月の見通しは、受注戸数プラス31ポイント、受注金額プラス19ポイントとなっており、指数は3四半期連続で上昇傾向にある。
リフォームの2018年10~12月実績の景況判断指数は、受注金額プラス79ポイントとなり、2013年第2四半期の駆け込み受注以来の高い指数となった。「件数・金額ともに上回っている」など、全社が「5%程度~10%程度良い」と回答した。2019年1~3月の見通しは、受注金額+64ポイントとし、駆け込みを意識した高い見通しとなっている。
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