家具の企画製造販売を手がけるキシル(浜松市)は1月29日、FSC森林認証製品の供給サービス「木曜日」を開始すると発表した。ウェブサイトまたはキシル浜松店内に1月31日オープン予定の店舗にて同製品の販売を行う。
FSC森林認証製品は、管理、加工、流通が適切であると証明された木材によって作られた木製品。約1年乾燥させた「熟成ひのきパネル」や、三層構造の板材「家具用CLT」、壁に貼るためのタイル状木材「木タイル」などを販売する。店頭では、実物を確認してオーダー家具などの相談ができるほか、什器の試作品やアウトレット品なども販売する予定。
同社は、FSC森林認証製品を製造する家具メーカーとして、日本の木製品を誰でも作れる環境づくりを目指して同サービスを開始。自然保護意識の高まりから今後の需要が見込まれるものの、流通が少ないFSC森林認証製品を普及させていくという。
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