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福岡県の分譲開発会社・福岡技建工業(福岡市、迫野譲二社長)は木造の技術を生かせる、低コストの鉄筋コンクリート造工法を開発した。通常の木造と同じくらいの工期で、RC造の建物を建設でき、内装は木造の心地よさを確保できる。2018年9月に特許を取得し、現在、全国への普及に向け、パートナー工務店の募集準備を進めている。
福岡技建工業が開発・特許取得
開発者の迫野譲二社長は、木造住宅やRC造の建物なども手掛けてきた。顧客の若年化が進み、予算などの制約が大きくなるなか、「木造住宅だけで差を出すことは難しい」。コストを抑えてRC造の住宅ができないかと検討し、たどり着いたのが新特許工法だ。これまでに同社で2棟(うち1棟はモデルハウス)建設した実績がある。
同社が手掛ける木造住宅は坪45万~50万円。特許工法では、坪55万~60万円程度を見込む。「一般的なRC造よりも3~4割コストを抑えることができる」とする。
この特許工法を簡単に説明すると、壁式RC造の型枠の内側部分を木造軸組工法で代替するというもの。「サイディングの代わりに木造住宅をコンクリートの壁ですっぽり覆う」という考え方だ。RC造の構造と、木造の住み心地の両方の工法の強みを同時に訴求できると、事業的なメリットを迫野社長は強調する。同社が開発した専用の金物を使うことで、特殊な技術もいらず木造の技術をそのまま生かすことができるという。
同社は特許工法で、2019年7月期で20棟の自社受注を予定するほか、施工パートナーと一緒に全国展開を進めていく考えだ。(2面へ続く)・・・・
⇒ 続きは、最新号『新建ハウジング タブロイド版 1月30日号』に掲載しています。
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