不動産経済研究所(東京都新宿区)が8月11日に発表した7月のマンション市場動向によると、首都圏の新規発売戸数は4073戸で、前年同月比1.3%減だった。2カ月連続で前年同月を下回った。一方で、販売在庫数は前月末に比べ316戸増え、4962戸と3カ月連続で増加した。
月間契約率は2.0ポイント低下の76.2%。1戸あたりの価格は4558万円で前年同月に比べ174万円下がった。
近畿圏の新規発売戸数は1560戸で、前年同月比18.2%減。月間契約率は4.9ポイント上昇の75.1%で、6カ月連続で70%を超えた。在庫は7カ月連続で減少している。
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