ジャストシステム(東京都新宿区)が運営する「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」はこのほど、AIの認知率やスマートスピーカーの所有率などに関する月次定点調査の結果をまとめた「人工知能(AI)&ロボット月次定点調査 2018年総集編」を発表した。
2018年12月度調査時のAI認知率は93.5%。約4割が「AIは何ができるか説明できる」と回答した。AIという言葉を認知している人のうち、「Amazon Echo」などに代表される「スマートスピーカー」を所有している人の割合は9.8%と、2017年11月度調査の4.5%から倍増した。2017年6月度の調査開始時点では43.5%だった認知率についても、82.1%まで高まった。
AIを活用して質問などに答えてくれる「チャットボット」に対する認知率は、 2017年6月度調査では44.4%だったが、2018年12月度調査では55.2%まで増加。「チャットボット」を「利用したことがある」人の割合は13.5%と、2017年6月度調査から5.5ポイント増加した。
音声での質問にAIが回答してくれる「AI音声アシスタント」の認知率は79.9%(2018年12月度調査)。「利用したことがある」と回答した人は38.8%だった。
調査対象は、全国の17歳から69歳の男女1100人。調査方法は、セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート。
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