ポラスグループの中央住宅(埼玉県越谷市)は既存住宅の売買仲介サービスを拡充する。1月21日からリフォーム先行型買取保証付仲介サービス「UCHIサポ(ウチサポ)」を開始した。
内覧の際の見た目が成約を大きく左右するため、水回りを中心としたリフォームやホームステージングが不動産売買ビジネスで浸透しつつある。新サービスでは、空き室となっている売却用マンションを売却前にリフォームし、買取保証も付けて仲介する。工事完了後4カ月経っても売却できなかった場合は、同社が売却保証額からリフォーム費用を差し引いた金額で、マンション所有者から買い取る。
リフォームをすることで付加価値を付け、売り出し価格にリフォーム費用以上の価格を上乗せして販売することになるので、マンション所有者は、通常の仲介よりも手取り金額が増えるといる。
今回の適用要件は、中央住宅と専売媒介および専属専任媒介契約をした空き室マンションで、延床面積50m2以上のファミリータイプ。駅から徒歩10分以内の立地の物件。同社が手掛けるマンションリフォームは水回りを中心とし、200万円前後を見込む。
今年はリフォーム先行型買取保証付仲介で20件の成約をめざす。
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