東京ガスコミュニケーションズ(東京都港区)が運営するリビングデザインセンターOZONE(東京都新宿区)はこのほど、「住まいの環境デザイン・アワード2019」の受賞作品を発表した。
グランプリを受賞したのは、仲建築設計スタジオ(東京都目黒区)の「五本木の集合住宅」。都内の低層住居専用地域に建つ木造地上2階の建物で、庇や1階軒下空間のグリーンルーバー、天水桶を用いた打ち水効果など、一年を通して快適な室内環境を保つ性能を備えている。温熱環境や光環境といった基本性能や、作品が生み出す人と環境との豊かな関わり合いなどが高く評価された。
1月24日~2月26日の期間、リビングデザインセンターOZONEにて受賞作品展を開催。全受賞作品13点をパネル展示で紹介するほか、グランプリ・準グランプリの3作品については、模型も展示する。
「住まいの環境デザイン・アワード」は、“人と環境と住空間デザインの真の融合”をテーマに、良質なデザインの住宅事例を幅広く募集するコンペティション。対象の住宅立地は1都7県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県)。12回目の開催となる今年度は、応募数83点の中から13点の入賞作品を決定した。
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