日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協 東京都千代田区)は1月17日、第21回全国大会を都内で開催した。550人の組合員が参加した。会冒頭で小野秀男理事長は「亥年は地震が多い年として知られ、関東大震災や阪神・淡路大震災も、残念なことに亥年に起きた」とし「木耐協は今年3月を目途として、事前防災に本格的に取り組んでいきたい」とした。地震に対する防災だけでなく、昨年の台風および豪雨災害を含めた自然災害への事前防災の重要性を強調、今後、事前防災のための同団体として活動することを明らかにした。
大会では、建築家の安藤忠雄さんや東京都市大学教授の大橋好光さん、日本防災教育訓練センター代表理事のサニーカミヤさんが講演を行った。
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