積水化学工業住宅カンパニー(大阪市)は1月15日、「グランツーユーV(ファイブ)」の発売1周年を記念して、「グランツーユーV-ZEHモデル」を1月26日から全国で発売すると発表した。
同社木質系住宅のZEH達成率を加速させるため、「大容量PVの搭載と木質住宅らしい外観・プラン対応力の両立」をコンセプトに開発。PV搭載屋根のバリエーションを拡充し、小規模住宅や積雪地などにおいてもZEH仕様への対応が可能という。また、今回外装に「ラウンド型ポーチ」を追加。多彩な外装メニューと新しい屋根形状を組み合わせることで、外観の提案力を向上させた。
蓄電池は、従来の4kWhと12kWh、V2H(Vehicle to home)のラインナップに、価格と容量のバランスに優れた8kWhを追加。コンパクト型から大容量のエネルギー自給自足型まで対応可能となり、自然災害による大規模停電への備えを強化している。
同社は「環境」「外観」「安心」を強化した同商品によって、子育て世代への拡販を図っていくとしている。
「グランツーユーV(ZEHモデル含む)」の年間販売目標は2500棟。販売価格は3.3m2あたり65万円台から。
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