独立行政法人住宅金融支援機構(東京都文京区)は1月11日、住宅ローンを資金使途とする「住宅金融機構グリーンボンド」の発行条件を決定した。発行年限は20年、発行額は100億円、表面利率は0.548%。発行日は1月21日。
「住宅金融機構グリーンボンド」は、一定の省エネルギー性・耐震性などの基準を満たした質の高い住宅を取得する場合に、 【フラット35】の借入金利を一定期間引き下げる【フラット35】Sに係る債権の買取代金を資金使途とするもの。住宅ローンを資金使途とするグリーンボンドの発行は国内初の事例という。
同日時点で「住宅金融機構グリーンボンド」への投資を表明している投資家は、恵那市、かんぽ生命保険、みずほ銀行、七島信用組合、関市、第一生命保険の6件となっている。
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