カナメ(栃木県宇都宮市)は、”自家消費専用”の太陽光発電パッケージ「マイクロソーラー」を発売した。1kW未満の新たな発電クラスという意味を込めて命名したという。
「あくまでも日中に家庭で使い切る分だけの自家発電」にフォーカスした商品で、1枚(300W、約2m2)から枚単位での設置が可能。3枚(900W)あれば、一般的な戸建て世帯の日中の電気をほぼまかなえるという。
太陽電池パネルごとに小型パワコンと接続箱機能が付属する"独立型"であるため、従来のような大型パワコンや接続箱は不要で設置が容易。太陽電池からのケーブルを既存分電盤に直接つなぐだけで、家全体に電気を送ることができる。
固定価格買取制度を利用しないため、国への申請も不要。
価格目安は「50〜80万円」。2〜3枚設置の場合、システム全体で5割弱のコストダウンが可能。ただし、従来のように4〜5kW設置しようとすると割高になる。
W1650xL992xT40mm。公称最大出力300Wp、変換効率20.4%。モジュール部の出力保証25年・製品保証10年、インバータ部の製品保証10年。
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