サンテックパワージャパン(東京都新宿区)は1月7日、同社の完全子会社となるスマートエネルギーシステムインテグレーター「サンテックスマートエコリビング」(SSE、東京都渋谷区)を設立し、事業を開始した。代表取締役には、同社の住宅ERチームリーダーであった山川敦司氏が就任する。
同社は、太陽光発電の固定価格買取制度(FIT)適用期間満了に伴う「売電」から「自家消費」へ転換する動きと、再生可能エネルギーによる電気を活用する企業が増加していることに対応し、新会社を設立。既築住宅を中心とした自家消費の促進を図る。
SSEでは太陽光発電システムを販売するほか、同社のノウハウを活用し、システム設計から工事サポートまで顧客に適したソリューションを提案。独自の付加価値サービスにより販売店をサポートするスキームを構築するなど、スマートエネルギーのシステムインテグレーターとして自家消費市場へ積極的にアプローチしていくという。
SSEは、LIXIL TEPCOスマートパートナーズ(東京都江東区)がZEH(ゼロエネルギー住宅)の普及促進のため提供する「建て得バリュー」において、サンテックパワー製太陽電池モジュールの設置工事管理業務の一部を請け負う予定。
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