国土交通省が12月27日発表した11月の新設住宅着工戸数は、前年同月比0.6%減の8万4213戸だった。持家と分譲住宅は増加したが貸家が減少したため、全体では減少となった。季節調整済み年率換算値は、95.7万戸で前月比0.8%増となり2カ月連続の増加となった。
利用関係別の実数は、持家が2万5527戸で前年同月比2.5%の増加となった。2カ月連続の増加。貸家は3万4902戸、前年同月比6.9%減となり、3カ月連続で減少した。分譲住宅は2万3220戸、同6.1%増で4カ月連続の増加となった。マンションは1万460戸で4カ月連続の増加、一戸建住宅は1万2561戸で8カ月ぶりに減少した。一戸建住宅の減少については、前年同月が好調だったためその反動で減少したもので、水準としては依然高い水準を維持している。
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