パナソニック(大阪府門真市)はこのほど、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA、東京都調布市)提供の衛星データをもとに、同社の雨とい事業60周年記念サイト「Rain Power Graph」を作成、公開した。同サイトでは、全国100地点の気象に関する5つの指標「降雨量/瞬間降雨量/瞬間最大風速/降雪量/UVインデックス」を偏差値化。台風、豪雨、豪雪、UVによる影響など、各地域の住宅が受ける気象の脅威に関する情報を提供する。
JAXAは今回、パナソニックエコソリューションズ社(大阪府門真市)に全球降水観測計画の過去10年分の降雨量データなど、数種類の衛星データを提供。初の住宅関連プロモーション事例として、「家に対する気象の脅威情報」がテーマのサイトを共同事業で立ち上げた。宇宙への関心が低い人にも人工衛星の役割等を知ってもらうことで、民間企業での衛星データの利用促進につなげていきたいとしている。
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