国土交通省と厚生労働省は12月25日、建設業の人材確保・育成に多角的に取り組むため、2019年度予算案の概要を取りまとめて公表した。
「人材確保」への取り組みでは、建設業への入職や定着を促すため、建設業の魅力の向上やきめ細かな取組を行う。「誰もが安心して働き続けられる環境整備(女性活躍の推進等)」に5500万円、「建設分野における外国人受入れの円滑化・適正化」に2億2400万円、「建設事業主等に対する助成金による支援」に59億円を投じる。
「人材育成」では、若年技能者等を育成するための環境整備として、「中小建設事業主等への支援(建設労働者緊急育成支援事業等)」に9.4億円を確保する。
「魅力ある職場づくり」では、技能者の処遇を改善し、安心して働けるための環境整備を推進する。「建設産業の働き方改革の推進」に1億300万円、「時間外労働等改善助成金による支援」に62億6000万円、「働き方改革推進支援センターによる支援」に76億3000万円を当てる。
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