O2O(オーツーオー、オンラインtoオフライン※)ソリューションを手掛けるアイリッジ(東京都港区)は12月26日、「VR内覧」などのVRコンテンツを提供するナーブ(東京都千代田区)と業務提携したと発表した。これにより、アイリッジのO2O技術とナーブのVR技術を融合させた新サービスの普及、拡大を図る。
(※消費者にインターネット(オンライン)上のウェブサイトやアプリを通じて情報を提供し、実店舗(オフライン)への集客や販売促進につなげること)
新サービスの第一弾となる「ビジネスVR×O2Oソリューション」では、ナーブが提供する商業施設内でのVRと遠隔通話で不動産物件を閲覧できる無人店舗「どこでもストア」と、アイリッジのO2Oソリューション「popinfo」を連携させ、商業施設への集客やどこでもストア設置場所への誘客、どこでもストアを利用したユーザーの行動解析とその効果測定などを実施する。将来的には、どこでもストアが場所を問わずに閲覧できるようなO2Oアプリを開発していく考え。
すでに、同サービスは、不動産広告大手のDGコミュニケーションズ(東京都港区)への提供が決定しており、これにより同社は自社クライアントに対して集客からVR内覧、VR内覧後の実際のモデルルームへの来館計測まで行えるようになる。
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