相鉄グループの相鉄不動産(横浜市)は、顧客の「声」で理想の一戸建てをつくる「SOTETSU 声建て PROJECT(そうてつこえだてプロジェクト)」を、12月26日から始める。それにあたり、公式ウェブサイトでプロジェクトの会員を募集する。
同プロジェクトは、相鉄線沿線での一戸建て住宅の購入希望者を中心に募集した会員が、専用ウェブサイト内で投稿した意見やアンケート結果を建売住宅の建築に反映し、販売するもの。ライフスタイルを出来上がった家に合わせるのではなく、会員一人ひとりが声を出し、相鉄不動産がプロデュースすることで、他物件にはない使い勝手や空間の構成など、理想の家づくりを目指すという。投稿やアンケートに回答した人には、住宅購入時の特典やキャンペーンの応募などに使えるポイントを付与。また、建売住宅の販売にあたっては会員に優先的に紹介するという。
相鉄不動産ではこれまで、「グレーシアライフ」シリーズとして街並み全体をプロデュースした建売住宅を中心に開発を進めてきた。今回、2019年度下期以降に予定している相鉄・JR線などの相互直通運転を見据え、沿線内外からの住宅ニーズ増加に対応するため、駅近の小規模開発も展開するに至ったという。大規模な開発による従来の街づくりと、小区画の住宅による同プロジェクトの両面から「選ばれる沿線」を目指すとする。
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