レオパレス21(東京都中野区)と同社グループ会社であるウイングメイト(東京都中野区)は12月28日、『レオパレス博多』(福岡市博多区)、『レオパレスRX堤』(福岡市城南区)、『レオパレスRX栄町』(愛知県豊田市)の3つの自社保有物件(マンションタイプ)で、同社初となる民泊物件の運営を開始する。法令により民泊の営業日数が180日以下と定められているため、マンスリー契約などの短期契約を活用しながら物件の運営を行う予定。
同社が提供する民泊物件の客室では、家具家電のほか、パスコードによる開錠が可能なスマートロックや、楽天コミュニケーションズが提供する民泊運営支援サービス「あんしんステイIoT」を導入する。また、宿泊者のサポートツールとして、タブレット端末を使用したテレビ電話による滞在中の緊急依頼や問合せも24時間可能にする。5カ国語(日本語、英語、中国語、韓国語、ベトナム語)の利用マニュアルを設置し、インバウンド需要にも対応する。
さらに、同社ではエリアごとに定期清掃や入居中の緊急対応を行う管理センターを設置しており、民泊運営についても、管理センタースタッフによる宿泊者のフォローを行う。
同社は来年11月までに15棟130戸(福岡、神奈川、愛知、東京、大阪、奈良)で民泊運営開始を目指す。一般の宿泊申し込み受付は、「Airbnb」や「Vacation STAY」などの民泊紹介サイトを介して12月25日以降に開始する予定。
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