ハウスドゥ(東京都千代田区)は、アジアでの事業展開に向け、タイでM&A・合弁組成・事業再生分野でトップクラスの実績をもつアドバイザリーファーム「Kusumoto Chavalit & Partners」と協働で合弁会社設立のため本格的な検討を開始した。
タイの住宅・不動産市場は、外国人投資家による投機的需要のみならず、一次取得者の購入等の実需にも支えられている。一方で、不動産税制度改革の遅れから先進国と比べて不動産情報量が少なく、鑑定士不足も不動産市場の成熟度を低下させているという。同社は、独自の不動産流通のノウハウと、現地事業パートナーとの協業で不動産市場開拓に向け、中古住宅リノベーション・販売事業等の展開に向けての具体的検討を進める。
同社は、不動産情報のオープン化の推進と安心・便利なサービスである「不動産コンビニ」構想の実現に向け、国内1000店舗、アジア5万店舗を目指している。
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