スマートセキュリティのSecual(東京都渋谷区)は、分譲住宅を管理する管理会社および、スマートタウンの住民向けサービスとして「NiSUMU(ニスム)」を開発したと発表した。
「NiSUMU」は、通常の分譲管理機能に加えIoTを活用した、スマートセキュリティー、スマートコミュニティー、スマートコンシェルジュをワンストップで提供するスマートタウン向け統合サービス。各住戸・分譲地内に設置したIoTデバイスで収集したデータを使い、生活の安心・安全や利便性の向上、コミュニティーの活性化などを図るという。具体的な提供機能としては、業務管理・総会開催補助・スマート回覧板などの分譲管理機能や、住宅に設置したデバイスやカメラ付きのスマート街灯が家庭や街の安全をチェックするセキュリティー機能、住民からの問い合わせにチャット形式で自動対応するサポート機能などを予定。
積水化学工業(東京都港区)が、埼玉県朝霞市根岸台の分譲地「スマートハイムシティ朝霞」で展開するタウンマネジメント事業において、「NiSUMU」の採用が決定している。
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