『新建ハウジング タブロイド版 12月20日号』
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国のZEH補助金制度の受け皿となる ZEHビルダー/プランナー(以下ZEHビルダー)登録制度が始まって3年、今 年10月末までに登録ZEHビルダーは累計7000社を突破した。2年目の2017年度のZEHビルダー実績報告(回答6996社)によると、同年度の注文住宅(持家)におけるZEH(Nearly ZEH含む、以下同様)の実績は約4万3000戸で、前年の同様の調査結果に比べ約8500戸増加。2年目の変化として、工務店などのZEHの供給体制の改善が進んだことが挙げられる。ただ、一方で、登録はしたものの、いまだZEHを手掛けた実績のないビルダーが6割近くに及ぶという状況もある。
6割近くが依然「実績なし」
同制度では、初年度の2016年に5636社、2017年に846社、2018年に548社が登録し、今年10月末時点で登録ZEHビルダーは累計7030社。現在も増え続けている。ZEHビルダーは登録に際し、自社が供給する住宅のうちZEHが占める割合を2020年度までに50%以上とする普及目標を公表し、毎年実績を報告することが義務付けられる。
今年10月末時点で登録済ZEHビルダーのうち、ZEH普及実績50%以上を達成したのは567社と1割未満。2017年度までに自社が掲げたZEH普及目標をクリアしたZEHビルダーは1049社で19.3%となっている。2017年度末時点でZEHの実績がないビルダーが3993社あり、全体に占める割合は57.1%(前年調査では62.6%)に及ぶ。
注文住宅(持家)の2017年度の新設住宅着工戸数28万2111戸のうちZEHビルダーが手掛けた戸数の合計は21万戸超で、その割合(カバー率)は74.5%に達するが、そのうちZEH(Nearly ZEH含む)は4万2988戸 で、新設着工戸数全体に占める割合は15.3%。また、建売住宅(分譲)の状況をみると、ZEHビルダーのカバー率は14.2%にとどまり、ZEHの戸数も1076戸と、全体の着工戸数13万7849戸に占める割合が0.7%と小さい。
目標達成の要因は 「商品設定」や「メリットの訴求」
ZEHビルダーの実績報告によると、「自社の普及目標が未達だった理由」として一番多かった回答は・・・・
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