窯業系外装材メーカーのニチハ(愛知県名古屋市)はこのほど、同社の内外壁材を使用した施工作品を対象とするNICHIHA SIDING AWARD 2018の入賞物件23作品を発表した。審査員は、難波和彦氏(審査委員長)と飯島直樹氏が務めた。
住宅部門のグランプリには、小松隼人建築設計事務所(広島市中区)の「愛媛県 道後南の家」が選ばれた。同作品は「サイディングの目地をデザインの味方とした目地の見立てにより、サイディングによるデザインの可能性を押し広げる」ものとして評価された。
非住宅部門では、井上建築事務所(福岡県八女市)の「福岡県 奥八女別邸やべのもり」がグランプリを受賞した。同作品は「山間に入り込むような寄棟と質実なチャコールの外壁によって、分棟間の相互の親密な気配が感じられる好感の持てる施設デザインである点」が評価された。
その他、プラチナ賞(住宅・非住宅部門)2作品、ゴールド賞(住宅・非住宅部門)2作品、入賞11作品、Fu-ge賞2作品、リフォーム賞1作品、公共建築賞3作品が選出された。
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