一般社団法人リノベーション協議会(東京都渋谷区)は12月13日、2018年を代表する魅力的なリノベーション事例を選ぶコンテスト「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2018」の総合グランプリ、部門別最優秀作品賞、特別賞を発表した。総合グランプリは、1999年に黒川紀章氏が設計した「門司港レトロハイマート」を舞台に、再販リノベーションとして1住戸のリノベーションを行ったタムタムデザイン(福岡県北九州市)の『黒川紀章への手紙(タムタムデザイン+ひまわり)』が受賞した。
最優秀作品賞には、水雅(東京都杉並区)の『groundwork』(500万円未満部門)、ブルースタジオ(東京都中野区)の『『MANISH』新しさを壊す』(1000万円未満部門)と『ここで何しようって考えるとワクワクして眠れない!~「喫茶ランドリー」』(無差別級部門)、grooveagent(東京都豊島区)の『家具美術館な家』(1000万円以上部門)の4作品が選ばれた。
特別賞には、イーコンセプト(宮城県仙台市)の『笑顔が再び集結。世代を越え、地域コミュニティーの場に生まれ変わった複合施設『ROUGH LAUGH須賀川』』(世代継承コニュニティー賞)、八清(京都市下京区)の『OMOTENASHI HOUSE』(ベストバリューアップ賞)、リビタ(東京都目黒区)の『やわらかな質感と光がめぐる箱階段のある家』(ベストテクニックR5賞)、熊本建設(熊本県天草市)の『グッドタウンヤヤマチリノベ』(性能向上リノベーション賞)など、計13作品が選ばれた。
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