菊川工業(東京都墨田区)は、同社が受け入れるベトナム人技能実習生の住まいとして、1992年に竣工した社員寮「アルビスキクカワ」をリニューアルし、実習生も入居できる社員寮としてこのほど運営を開始した。また、職場となる工場と社員寮を結ぶ通勤送迎バスも運行。実習生を含む社員の満足度向上を図り、人材確保につなげたい考え。
同社では、2014年よりベトナム人実習生の受け入れを行っており、これまでその住まいは各地の借り上げ社宅だった。実習生が社員寮に入居する若手・中堅社員と一緒に暮らすことで、不慣れな日本での生活が孤立することなく充実したものになるようにとの思いもあるという。2019年3月には6期生6名も入居する予定。
今後、厚生施設としての機能を持たせ、共用スペース「アルビスサロン」を寮内に開設し寮長を置いて管理体制を整え、同社の福利厚生の一つとしてアピールしていく。
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