一般社団法人新木造住宅技術研究協議会(新住協、仙台市)は12月13日、栃木県宇都宮市で高断熱住宅技術セミナーを開催した。代表理事の鎌田紀彦氏が、高断熱工法の最新動向などを紹介した。工務店など住宅事業者が60人参加した。
鎌田紀彦氏は、セミナー冒頭で「私が活動を始めた30年前はかなり面倒だったが、工法がかなり進歩し、高性能の住宅がつくりやすくなった」と話し、省エネ基準レベルの住宅が建てる技術があれば、全室空調でも燃費が省エネ基準住宅のおおむね半分になる「Q1.0(キューワン)住宅」が可能だと強調した。
同セミナーは12月14日に静岡市、1月30日に高松市、3月18日に金沢市で開催する。申し込みは新住協ホームページから。
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