リノベーションのトータルプロデュースを行う9(ナイン、大阪市西区立売堀)は12月14日、「都市・街の課題解決のためのメンバーシップ型のリノベーションラボ」をコンセプトとしたリノベーションプラットフォーム「Inc-line」の運営を開始する。
同プラットフォームは、自治体、不動産オーナー、企業などのクライアントからの相談や依頼に対して、設計・デザインなどを手がける小規模の会社や個人のスキルを組み合わせたオーダーメイドの対応が可能なプロジェクトチームを生み出すもの。スキルを持つ小規模の会社や個人とクライアントを月額制のメンバーシップ会員として募集している。メンバーになることで、プロジェクトの依頼/参加の機会が得られるほか、仕事の拠点として東京と大阪のInc-lineが利用できる。
Inc-lineでは、多角的な視野を統合させたチームによって、事業マネジメントからデザインなどのアウトプットまで精度の高いソリューションをクライアントに提供し、都市や街の課題解決を目指す。一方、スキルを持ったメンバーには、大規模なプロジェクトの実現に向けたチームのアレンジメントを行い、スタートアップ企業の設立や成長をサポートする。
チームのアレンジメントは、9の代表取締役を務める久田一男氏と、u.company(東京都目黒区)およびJapan.asset management(東京都渋谷区)の代表取締役である内山博文氏がプロデューサーとして案件に応じて行う。Inc-line Osakaでは12月14日にオープニングイベントを開催予定。
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