アキュラホーム(東京都新宿区)と、ザ・キャピトルホテル東急(東京都千代田区)は12月11日、「木材ストロー」の製品化を行う「Wood Straw Project(ウッドストロープロジェクト)」の発足を発表した。
同プロジェクトは、環境ジャーナリストの竹田有里氏が今年7月の西日本豪雨の被災地を取材した際に発案した「木材ストロー」の製品化に向け、アキュラホームとザ・キャピトルホテル東急が賛同して始動したもの。
「木材ストロー」は、国内の間伐材を含む国産材を原材料としたもので、アキュラホームが企画・開発、ザ・キャピトルホテル東急が製品化へ向けた監修を担い、3者で協議・試作を重ねて製品化。”スライスした木材で巻き、ストローを製作・量産・導入”するものは世界初という。同ストローの製品化により、間伐材の利用を促進することで、持続的な森林保全を支援する。
ザ・キャピトルホテル東急は来年4月までにホテル内全てのレストラン&バーのプラスチック製ストローの使用を廃止することを目指し、同年1月16日から、3階ラウンジ「ORIGAMI」で「木材ストロー」の試験導入を予定する。
同ストローの製造、販売はクレコ・ラボ(東京都港区)が担う予定。
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