オープンハウス・アーキテクト(東京都立川市)は12月11日、物流系ITベンチャーYper(イーパー、東京都渋谷区)が開発・販売している置き配バッグOKIPPA(オキッパ)を、2019年1月以降の新規住宅引き渡しの際に、希望者に無料配布すると発表した。今回は先着1000世帯が対象。
置き配バッグは、スペースのない場所にも手軽に宅配ボックス環境を提供できる製品。玄関口に固定する専用ロックと内鍵が付属しており、盗難や個人情報漏洩のリスクが少ないという。収納時は折りたたみ可能で、女性でも簡単に取り付けることができる。
通販サイト利用時の配送状況を管理する専用アプリを使えば、荷物がOKIPPAに配送された時点で完了通知を受信可能。有料プランにすると、東京海上日動と共同開発された専用の盗難保険「置き配保険」を利用することができる。
同社は、同製品を無料配布することで、宅配ボックス設置場所の確保が難しい戸建て住宅の課題を解決するとともに、宅配便の再配達問題の解決支援に取り組んでいくという。
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