備前グリーンエネルギー(岡山県備前市)は、多機能なAI省エネ自動診断プログラム「BIZEN Energy Diagnosis And Management Application(BEDAMA)」を、東京大学生産技術研究所の岩船研究室・荻本研究室との共同開発した。12月6日から公開した。
同プログラムは、業務施設のスマートメーターデータと郵便番号から、施設の省エネ効果を自動的に推計することができる。計算できる省エネ対策は、照明設備更新、空調設備更新、自家消費型太陽光発電の導入、空調設定温度の緩和、時間外労働の削減につながる他、3日後までの電気使用量を予測し、目標電力デマンドの超過確率を計算、用途別の電気使用量を時間別で表示する機能などを有している。スマートメーター等の電気使用量データと気象情報から、用途別使用量の推計、電気使用量の予測等を行う。現在特許登録中である。
環境省によるエネルギー起源CO2排出削減技術評価・検証評価事業等調査委託業務の事業成果。
省エネ診断結果
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