ウッドデザイン賞運営事務局(NPO法人活木活木森ネットワーク、公益社団法人国土緑化推進機構、ユニバーサルデザイン総合研究所)は12月4日、「ウッドデザイン賞2018」に今年度から新設された特別賞「木のおもてなし賞」3点を決定、発表した。
選ばれたのは、ソーシャルデザイン部門から公共施設の「静岡県富士山世界遺産センター」(静岡県富士山世界遺産センター、坂茂建築設計、佐藤工業・若杉組特定建設工事共同企業体、Arup、シェルター)、ライフスタイルデザイン部門からオフィス・施設用家具の「斗組テーブル」(守屋建具店)、ソーシャルデザイン部門から店舗内装・装飾の「USARA」(京源、チャネルオリジナル、AZOTH、荒川技研工業)の3点。
「ウッドデザイン賞2018」では、応募総数393点の中から189点が入賞。同賞はその中から「日本が培ってきた木の文化の継承や啓発を促し、地域や生業(なりわい)、多様な業界が協働して、観光や体験、飲食や物販などのおもてなしの取組につなげている作品」が選出された。
12月6日から12月8日まで、「東京ビッグサイト」で開催される日本最大級の環境展示会「エコプロ2018」内に設置された「ウッドデザイン賞」ブースで全入賞作品を展示(パネル展示・一部現物・映像)。12月6日には、表彰式および特別セミナーを開催する。
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