YKKAP(東京都千代田区)は、リノベーション事業者リビタ(東京都目黒区)と共同で、同社が展開する戸建て住宅リノベーション事業として、YKKAP商品を活用した性能向上リノベーションを実証するプロジェクト物件「広がる屋根」を竣工した。
同プロジェクトでは、横浜市内の築37年の木造住宅をリノベーションし、「断熱」と「耐震」を一般的な新築住宅の性能を上回るレベルに改修。窓を高性能樹脂窓「APWエ330 真空トリプルガラス仕様」などの断熱窓へ入れ替えたことで、断熱性能は改修前の3倍以上に向上し、HEAT20G1相当レベルの快適な居住空間と、高い省エネ性能を実現。 構造面では、YKKAPの開口部耐震商品「FRAME2」を採用し、窓を減らさずに開口部の耐力壁量を増やすことなどで耐震等級3相当の強度を持たせた。
2019年2月末まで両社のコンセプトハウスとして事業者向けにも公開し、ノウハウの提供や啓発、地域への情報発信に活用する。販売後もエネルギー収支や光熱費の定点観測など性能向上リノベーションの実証を行う。
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