自然エネルギー関連事業を展開するネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ヶ根市)は、昨年12月に出資したInfiswift(米国カリフォルニア州)と共同開発のIoTプラットフォームで、蓄電池などの電源となり得るリソース制御の高速応答を実現した。
大規模発電所に依存する集中電源型の社会から、分散電源化の社会へ移行の要求が高まるなか、大量のリソースを高速制御することが求められる。同社は、2018年度の「VPP構築実証事業」に参画。IoTプラットフォームは、1万リソース以上の接続対応が可能であり、テスト環境下でリソースの制御において、ビジネスで求められる1秒以内の応答速度が期待できる結果を得たという。IoTプラットフォーム上にアプリケーションを構築することで、収集データを利用したサービスを展開することが可能。今後は、IoTプラットフォームの改良を続け、2019年度のVPP構築実証事業で秒単位の応答時間を達成することを目指す。
全体システム図
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