四国化成工業(香川県丸亀市)は11月28日、全国の販売工事店や設計事務所を対象に実施した「第25回 2018空間デザインコンテスト」の審査結果を発表した。審査は9月21日に各分野の専門家である社外審査員によって行われた。
同コンテストは、同社製品を採用した住宅、店舗、官民施設の外構、内装など幅広いジャンルから優れた施工作品を募集し、表彰するもので、今年は5月10日~7月31日までの期間中に総数1800点の応募があった。地区審査を通過した作品の中から「住宅エクステリア」、「景観エクステリア」、「内装材・外装材・舗装材」の各分野のグランプリ作品と、「車庫まわり部門」、「住宅の門・塀まわり部門」「公共空間部門」など全8部門のゴールド、シルバー、ブロンズ各賞の他、応募者のアイデアやこだわりを評価する審査員特別賞、同社営業部7エリアごとにエリア入選作品など全66作品が受賞した。
住宅エクステリア分野のグランプリには、武元順壱アトリエサンク(鹿児島市)が選ばれた。採用製品は、今年4月に新発売した「マイポート7」。後方支持でありながら上吊り部材をなくしたムダのないフォルムが特徴のカーポートで、作品は事務所の外観に合わせ斬新でスタイリッシュなマイポート7でアプローチ空間の開放感を保ちつつ、木材や植栽を盛り込むことで無機質にならないよう工夫されている(写真下)。
また、景観エクステリア部門からはアルミシステム塀「アートウォールseed」などを採用したリョーコー(横浜市)、内装材・外装材・舗装材分野からは、「けいそうファームコート外装」などを採用した寒川建築研究所(香川県高松市)の作品がそれぞれグランプリに輝いた。
受賞作品は同社ホームページで公開中。
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