ヤマト住建(神戸市)は11月30日、「SDGs(エス・ディー・ジーズ=持続可能な開発目標)」への参加を宣言し、主な4つの取り組みを発表した。従来から取り組んでいる健康・快適に暮らせる省エネルギーな住宅を「SDGs No.3(保健)、7(エネルギー)、5(ジェンダー)、17(実施手段)」の課題解決に向けて研究し、さらに貢献を高める住宅の開発を行い、国内外への技術供与と普及活動を進めていくとする。
取り組み例としては、「気密性・断熱性能のさらなる向上や全館空調システムの導入」「太陽光発電や蓄電池の活用による地球環境に優しい住宅の普及」「女性社員を中心とする“なでしこプロジェクト”の発足」「全国各地の工務店やビルダーへのセミナーや勉強会の実施」など。
SDGsは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標をいう。
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