積水ハウス(大阪市)は、築20年以上の同社既存戸建て住宅を対象に、家族がよく集まる場所の快適性をZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)レベルに向上させるリノベーション商品「いどころ暖熱」を12月1日から発売する。リフォーム専門子会社の積水ハウスリフォーム東日本・中日本・西日本の3社が担う。
「いどころ暖熱」は、断熱改修の範囲を住まいの中で多くの時間を過ごす「LDK」を中心とした家族の「いどころ」に絞った「部分ZEH」という考え方を取り入れた。断熱性能の向上だけでなく、リビングなどの床暖房、洗面室などの非居住空間にも暖房設備を提案するなど高断熱化と設備の同時提案で快適性向上のリノベーションを提供する。
1999年までに建築した既存戸建て住宅を断熱改修により新築同等のZEHレベルまで引き上げる「プレミアム」と、1日施工で効果的な断熱改修を図る「ベーシック」の2つの商品パッケージで提案する。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。