住宅金融支援機構(東京都文京区)はこのほど、2018年4月から10月に民間住宅ローン(フラット35を含む)の借り入れをした人を対象に、利用した住宅ローンの金利タイプや住宅ローン選びに関する調査を実施し、その結果を発表した。利用した金利タイプについては、「変動型」の利用割合が57.0%と前回調査(2017年10月~2018年3月)に引き続き最も多く、「固定期間選択型」は25.3%で4.8ポイント減少、「全期間固定型」は17.7%で4.4ポイント増加となった。
今後1年間の住宅ローンの金利見通しは、前回調査と比べ、全体では「ほとんど変わらない」が49.2%(前回調査 59.0%)に減り、「現状よりも上昇する」が41.7%(同 29.1%)に増えた。「全期間固定型」では「現状よりも上昇する」が5割超となった。
住宅ローンを選んだ理由は、フラット35以外では「金利が低い」が76.2%と最も多く、フラット35では「返済額を確定しておきたかった」が60.8%と最多だった。
調査期間は10月3日~11日。回答数は1500件(うちフラット35利用者166件)。
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