NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(東京都品川区)は、不動産情報サイト業界を対象に顧客ロイヤルティを測る指標である「NPS(Net Promoter Scoreネット・プロモーター・スコア)」の2018年ベンチマーク調査の結果を発表した。最もNPSが高かったのは、SUUMO(スーモ)だった。
業界全体でみると、ロイヤルティの高い「推奨者」は、掲載されている物件への問い合わせが「批判者」の2倍以上。また、精度の高いレコメンド機能や問い合わせ時の応対などの高評価が推奨者のロイヤルティを醸成している一方、物件情報の量や検索のしやすさなど基本的な要素に対する不満が批判者のロイヤルティを押し下げていた。
不動産情報サイト6社のうち、NPSのトップは2年連続スーモ(-27.1ポイント)となり、最下位と17.9ポイント差。また、6社の平均は-37.7ポイントで、前年比+0.8ポイントと、ほぼ横ばいを示した。
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