国土交通省は11月27日、2018年度サステナブル建築物等先導事業(気候風土適応型)において、先導的な技術の普及啓発に寄与する「気候風土適応型プロジェクト2018」を決定した。
第2回公募(8月1日から9月14日)によって採択されたプロジェクトは、「志摩の小庭 いかだ丸太の家」(m5_architecte一級建築士事務所)、「川越の土壁町屋」(シティ環境建築設計)、「日高の家」(ビオフォルム環境デザイン室)の3件。
同事業は、地域の気候風土に応じた木造建築技術の継承・発展と低炭素社会の実現に貢献するため、伝統的な住文化を継承しつつ、環境負荷の低減を図るモデル的な住宅の建設に対して、建設工事費の一部を支援するもの。
今回支援対象となったプロジェクトは、地域特性を把握し伝統的構法の継承に配慮しつつも、サステナブルな社会の形成に向け、省エネルギーなど環境負荷低減対策が高い水準で期待される点が評価された。
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