国土交通省は11月27日、消費者が安心して購入できる物件に国が商標登録をしたロゴマークの使用を認める「安心R住宅」制度の運用状況を発表した。9月末時点で482件の既存住宅が「安心R住宅」として流通していることが確認できたという。
安心R住宅制度とは、「不安」「汚い」「わからない」といった「中古住宅」のマイナスイメージを払拭し流通を促進するために設けられた制度。本年4月1日に運用が始まった。
2017年12月1日に施行された特定既存住宅情報提供事業者団体登録規程に基づき、「安心R住宅」の標章の使用を希望する事業者団体を国土交通大臣が登録し、一定の要件を満たした既存住宅に対し、国の関与のもとで事業者団体が標章を付与している。現在、8団体が登録している。
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