TOTO(北九州市)は11月26日、“あんしん”なリモデルの実現に向けて4月から開始した「あんしんリモデル戦略」の進捗状況を発表した。同戦略は「リモデルサポートデスク」「リモデルライブラリー」「リモデルプロショップ」「ショールーム」で構成されている。
リフォームに関する悩みに電話やメールで対応する「リモデルサポートデスク」は、9月末時点で問い合わせ件数が約3倍に拡大した。約8割がリフォーム前の顧客によるもので、同社は「リフォーム前のお客様の疑問に応え不安を解消」という目的が理解されたためとしている。
費用の目安・実例・進め方の情報をネットで公開する「リモデルライブラリー」も、アクセス数が約1.6倍に増加。約2000件だった実例掲載数が9月末には4700件以上となるなど、リモデルのイメージづくりに役立つサイトとして活用されている。アクセス数のトップは「お店(施工店)を探す」で、信頼できるリモデル施工店への関心の高さを反映している。2022年度には掲載実例1万件を目指す。
顧客のニーズに合わせてリフォーム店を案内する「リモデルプロショップ」では、顧客からの要望や現場対応事例などを約5000店のリモデルクラブ加盟店と共有。地域ごとに勉強会を開くなど、顧客満足度および対応力の向上を図っている。なお、顧客がリフォーム規模や工事内容に合わせ、リフォーム店を検索することも可能。
全国100カ所のショールームでは、リモデルサポートデスクと連携し顧客の相談に対応している。相談内容を事前に共有しあうことで、“あんしん”を感じられる提案を行っていくという。
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