国土交通省は8月2日、住宅金融支援機構(東京都文京区)の長期固定金利住宅ローン「フラット35」で実施している優良な住宅に対する金利引き下げ幅拡大措置を、9月30日までで終了すると発表した。従来は12月30日までに申し込みをしたものが対象だったが、想定を上回る利用があったため受け付け期間を3カ月短縮した。
この金利引き下げ措置は、緊急経済対策により実施されていたもので、一定の条件を満たす優良な住宅について、フラット35の金利を当初10年間1.0%引き下げるというもの(長期優良住宅や省エネトップランナー基準を満たす住宅は11年目以降20年目までの金利も0.3%引き下げ)。予算は合計で6235億円だった。
10月1日以降は、当初10年間の引き下げ幅を0.3%に縮小する。長期優良住宅や省エネトップランナー基準を満たす住宅を対象とした11年目以降20年目までの引き下げはそのまま実施。2012年3月31日までの申し込みが対象。
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