一般財団法人民間都市開発推進機構(民都機構、東京都江東区)は11月15日、長野信用金庫(長野県長野市)との間で「NAGANOまちづくり応援ファンド」を設立した。国土交通省と民都機構が地域金融機関と連携して民間まちづくり事業へ出資等を行う「マネジメント型まちづくりファンド支援事業」の一環として実施するもの。
新ファンドは、長野市中心市街地及び善光寺周辺エリアにおいて、門前町の新たな賑わいや回遊性を創造するため、空き店舗・空き家等を活用した民間主体のリノベーションまちづくり活動を支援する。
長野市では昨年3月に立地適正化計画を策定し、リノベーションまちづくりを推進。同機構は、同ファンドによる支援を通じて、長野市での民間まちづくり事業の促進、立地適正化計画の具体化、都市のスポンジ化対策を期待する。
国交省と民都機構の支援事業において、立地適正化計画作成市町村でのファンド組成は今回が初めてとなる。
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