収益用不動産の売買、仲介、賃貸管理を行う武蔵コーポレーション(東京都千代田区)は11月15日、サンゲツ(名古屋市)とフロアタイルを共同開発し、同社が管理する賃貸住宅への施工を10月から開始したと発表した。サンゲツが賃貸管理会社とフロアタイルの共同開発を行うのは、今回が初という。
同商品「ZF1693」は部屋が広く見える広幅タイプ(150mm幅)で、従来コストのまま厚さを2mm厚から2.5mm厚に変更。端部にはR目地加工を施し、耐久性と施工性、美観性を向上させた。同社の顧客である賃貸住宅オーナーの負担を増加させることなく、資産価値と入居者の満足度の向上を目指した。
今回、賃貸住宅市場でのフロアタイルシェア拡大を目指すサンゲツとニーズが合致したことから、共同開発を実施。賃貸住宅オーナー、入居者、施工業者、製造業者のすべてにメリットがある商品になったとしている。
初年度の発注は、3万m2(1000世帯程度)を見込んでいる。
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