投資用マンションの企画・開発・販売など不動産ソリューション事業を手掛けるグローバル・リンク・マネジメント(東京都渋谷区)はこのほど、「未婚者の将来設計に関する意識調査」を実施、その結果を公表した。
調査は10月25~27日に、東京都・愛知県・大阪府の20~30代の未婚の男女600名にインターネットにより行った。
それによると全体の6割以上が結婚の意向をもっていたが、一方で現時点で結婚は考えていない(20.3%)、今後も一切(結婚を)考えていない(16.7%)と結婚の意向がない男女は37%となり、なかでも大阪府の30代男性は56%が結婚の意向がないとことがわかった。
将来への不安の有無については、8割が不安を感じていると答えた。その理由としてもっとも多かったのは、「預貯金」(71.9%)で金銭面への不安を持っていることが浮き彫りになった。将来設計にあたって現在何らかの対策や準備を行っているか、との問いには、6割以上が行っていないと答えた。さらに行っていない人の中でも結婚の意向がある人とない人では、ない人の方が16ポイント以上高かった(下棒グラフ)。
一方、現在、将来設計にあたって何らかの対策や準備を行っているという218名にその内容を聞いたところ、最も多かったのが「定期預金(57.3%)」で、「積み立て保険(31.2%)」、「投資信託(30.3%)」と続いた。現在行っていないが今後取り組みたいものとしてしては、「不動産投資」、「株式投資」、「FX(外貨投資)」などが挙がった。
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