ケイアイスター不動産(埼玉県本庄市)は11月13日、2019年3月期第2四半期の決算発表を行った。
連結の売上高は418億円、前年同期比で151.5%、経常利益は23億2200万円で同106.5%となり、いずれも過去最高の実績となった。受注状況(分譲・請負)も、受注棟数が1537棟で同152.3%、受注高が373億7600万円で同155.6%と順調に推移した。
分譲住宅事業での販売強化により売り上げが大幅に伸びた。8月にはフレスコ(千葉市)の株式を取得し子会社化、戸建て分譲事業を後押しした。その他、中古住宅事業も好調だった。
今後の成長戦略には、加盟店ネットワーク(KEIAI.NET)の増強を挙げ、現在204店の加盟店数を最短で1000店にする目標を掲げた。また、加盟店サービスの拡充も同時進行する。IT技術を活用したサービス提供とこれまでの販売ノウハウを生かした販売促進サポートのネットとリアルの両輪でのサービス拡充を進める。
ダイバーシティを推進し、特に女性社員の活躍のための施策を重点的に実施してきた同社。引き続き多様な働き方を取り入れ業務効率の向上と優秀な人材の確保を図る。M&Aも経営方針や理念が共有でき、ともにWin-Winの関係が構築できる企業であれば積極的に進めていくという。
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